さて、これまでで、実行計画のツリーのたどり方と、ツリーの構成要素である各オペレーションで 実行されている処理の概要がわかったと思います。
しかし、これだけの情報では、実行計画と実行されたSQLのWHERE条件を対応づけて理解することは 難しいです。(できなくはありませんが、かなり推測に頼る形になります。)
SQLのWHERE条件と対応付けるためには、フィルタ述語とアクセス述語に着目する必要があります。
### Predicate Informationセクション
実行計画をDBMS_XPLAN.DISPLAY_CURSORで取得した場合、フィルタ述語とアクセス述語に関する情報は Predicate Informationセクションに表示されます。
—————————————————————————————– | Id | Operation | Name | Rows | Bytes | Cost (%CPU)| Time | —————————————————————————————– | 0 | SELECT STATEMENT | | | | 20 (100)| | | 1 | NESTED LOOPS | | 10 | 40120 | 20 (0)| 00:00:01 […]