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Archive for September, 2005

コマンドパターンとストラテジパターン

PofEAA 読書会で話題になったので。

シンタックス的に利用する機構(=多態性)が同じこの2つのパターン。 思うところをつれづれと書いてみたりする。

コマンドパターン

マクロでみた意味的には、そのインスタンスにコマンド実行(処理実行)に必要なデータと、ロジックを詰め込むようなイメージ。

必要なデータとロジックがインスタンスにパッキングされているがゆえに、1番目の処理Aと2番目の処理Bと3番目の処理Aを実行したい場合は、処理Aに対応したインスタンス+処理Bに対応したインスタンス+処理Aに対応したインスタンスをキューなどに並べておき、順次実行すればよいこととなる。 コマンド実行のトリガを与えるクライアントが、コマンドのインスタンス以外に気を使わなくて良い点がポイント。コマンドクラスが、そのコマンド実行に必要なデータ、ロジックをカプセル化して保持しているから。 さらに、コマンド実行を取り消す(アンドゥ)ために必要なデータと、ロジックも詰め込むようにすることで、アンドゥ処理が可能となる。

OOPの意味的な観点でいうと、コマンドパターンは「インスタンス」に意味がある。

具体的には、同じMoveCommand(dx, dy)でも、new MoveCommand(5,10)と new MoveCommand(-10,20)は、処理内容が異なる。

多態性は、クライアントが異なるコマンド種別を統一的に実行できるために活用される。

Command cmd = queue.getCommand(); cmd.execute()

ストラテジパターン

マクロで見た意味的には、ロジックをプラガブルにしたようなイメージ。インスタンスレベルで保持するデータにはあまり重きを置かれていない。

クラスとか、インスタンスとかが本質的な意味でポイントにはならず、プラガブルな構成要素的な観点を持つものであればよい。

OOPの意味的な観点でいうと、ストラテジパターンは「インスタンス」にあまり意味がない。

プラガブルな機構を実現できれば、ストラテジが提供するメソッドはクラスメソッドでもかまわない。(暴論気味・・・)

多態性は、クライアントの統一的な利用というよりは、プラグ差し替えを実現するための機構として利用される。本質は利用形態の一元化ではなく、差し替え可能性にある。

最近のコマンドパターン

StrutsのActionFormをコマンドパターンとか言う人もいて、 ちょっと違和感を感じていたりもするけど、まぁいいかも。という気もする。

HTTPリクエストの内容を、1つのインスタンスにパックしており、かつ、ビジネスレイヤの呼び出しというロジックも(一応)実装しているから。上記に話とも一応対応している。

が、キューに格納されるでもなく、アンドゥ機構を提供するでもない点がちょっと引っかかるかな。コマンドパターンのご利益を活用しているわけではないということ。

executeメソッドを実装しているクラス群が何でもコマンドパターンというのは違うと思いますがね。 インスタンスにデータとロジックがパッキングされていることがポイント。 と思いますよー。と、気弱にまとめてみた。

PofEAA 6th

PofEAA’s Wiki - PofEAA読書会第6回

行ってきた&少しお時間をいただけたので、発表しました。

サーガ

.NETエンタープライズWebアプリケーション開発技術大全 (Vol.5)”

箇条書きにて。

時間15分もらえた。

OHPは5ページ進んだ 残り30(!)ページ

サーガの定義について鋭いツッコミ

いやー書籍における定義は、自分も怪しいとおもっていのたのだよねーと。(→OHP該当ページの一番下の行を見られたし) 補償トランザクションの補償は電話(=運用対処)

補償トランザクションの実現イメージ

純粋OLTP系処理なら黒伝+赤伝なるイメージとなる。トランザクションデータ(=取引系データ)に、通常の取引系データ(黒伝)と、打ち消し用取引系データ(赤伝)なる2種類を用意しておき、アプリ側では、赤伝が存在する場合は、黒伝がないものとして扱うようにする。など。 ただ、ただ、大量データを扱うバッチの場合は実現方法にもう一工夫必要となりそうな気がする。 また、正方向のトランザクションと、補償トランザクションの時間差も重要。Webサービスとの絡みで論じられるロングトランザクションは、純粋なトランザクションの観点では同様であるけれども、オンラインバッチの補償トランザクションとは、時間がカナリ異なる。 これらの意味で、当日の議論は若干ずれていた気がする。その場では、理解した気になっていたのですが。すまぬ。>皆様

バッチでキャッシュは怖い

よねー。やっぱり。

いろいろ

yyamanoさんのPCの壁紙がカッコイイ。(覗き見したった。) 議論の参加者が増えていい感じ。

整理も必要かもと、ちょっとおもったが、ドメインモデルのあたりの話は複雑すぎて、参戦できず・・・。実装センスが弱いな。>俺

感謝

あれだけの大人数なのに、一体感をもって進められたのは、絶妙な座席配置に資する部分も大きいかと。ありがとうございます。>オージス軍団の方々。

→ GLADさんとkukutaniさんの工夫みたい。すばらしいです。ありがとうございます。

Profile

Jazz/Fusion Musicを愛するIT技術者です。 現在、Oracle Database 関連の仕事をしています。

保有資格

  • Oracle Master 10g Platinum
  • Oracle Master 11g Gold
  • Oracle Master Expert 10g RAC
  • Oracle Master Expert Oracle on Linux
  • LPIC level2
  • 日商簿記3級

連絡先

ご連絡は、wrcsus4 _at_ gmail _dot_ com にお願いいたします。

 

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