Data Model Resouce Book vol.1を読みながら、記載されているデータモデルをVisioでお絵かき。
VisioにはBarker NotationのER図を書く機能がないので、角丸四角と(普通の)コネクタを使用して書いてみた。単に書き写してもしょうがないので、適当に構成要素を分類したり、構成のパターン的な要素を洗い出したりしながら読み進めるわけである。
ただ、当方T字形ER出身なので、やっぱりT字形ER的な分類や、パターンからERを見たほうが親しみやすいもの。というわけで、色分けでその分類を表してみた。
* ピンク:リソース(的な)エンティティ
* 水色:対照表(的なエンティティ)
* 紫色:再帰(エンティティ)
もちろん、T字形ERでは相当する概念がないようなものもあるわけで・・・
* 黄色:タイプを示すエンティティ
このようにエンティティを分類することにより、リレーショナルモデルが見やすくなる。
この作業を通じて思うのは、「そのエンティティが対照表か否か?」を意識すること、「概念的な意味での関係か否か?」を意識することで、かなりリレーショナルモデルが見やすくなる点である。
対照表はパワフルな概念だし、T字形ERにおける対照表と対照表が関連するリレーションシップの表記方法は簡便でよい。対照表に相当する概念を、いわゆるIntersection Tableで表記してしまうと、リソース⇔リソース間の多重度が理解しずらくなる。
違いを示すために、上の図をT字形ER図で書いてみようなぁ・・・と思ったけど面倒なのでやめ。
#つーか、エディタがないと書く気がしません!!
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