XMLデータベース開発方法論

* @IT:XMLデータベース開発方法論(1) 1/4
* @IT:XMLデータベース開発方法論(1) 2/4
* @IT:XMLデータベース開発方法論(1) 3/4
* @IT:XMLデータベース開発方法論(1) 4/4

面白い。

from @IT:XMLデータベース開発方法論(1) 2/4 :

> RDBは「例外的な処理」との相性が悪いということである。きれいに正規化されたデータを扱っている限り、RDBは実に快適で、わずかな手間で素晴らしい成果をもたらしてくれる。しかし、そこから逸脱する例外的なデータや、例外的な処理が発生すると急に扱いにくくなる。そして、例外的なデータや例外的な処理は、多かれ少なかれ、どこかで要求に入り込んでくる。

(筆者を批判するわけでなく・・・)より正確に言えば、上記の批判(というか制約か・・・)はRDB特有のものではない。厳密な意味にでの「データモデル」を扱った場合に一般の問題といえると思う。

from @IT:XMLデータベース開発方法論(1) 3/4 : AWK、使い捨てデータ処理の切り札
> AWKによるデータ処理は、RDBによるデータ処理の対極に存在するといってよいだろう。RDBによるデータ処理は、専門家によって構築され、大量の定型化された情報を効率よく処理し、日常業務の中で数え切れないほど繰り返し長期にわたって使うことができる。しかし、AWKによるデータ処理は、ユーザー自身が記述し、少量の不定形の情報を効率は悪くとも必要十分な時間で処理し、使い捨てられる。

from @IT:XMLデータベース開発方法論(1) 4/4 : RDBとAWKの中間ポイントに位置するXML

> XMLとは、テキストでデータを記述するというAWK的テキスト処理の世界を継承しつつ、そこに要素や属性という構造を導入することで、自由を制約した言語であると見ることができる。自由の制約は、利用者がより少ない手間で成果を得られるようにするために導入される。しかし、自由の制約は最小限に抑えられ、RDBと同水準の高い秩序は要求していない。

筆者の立場は、XMLを、厳密な意味での「データモデル」として捕らえたものではない。逆の立場をとっている。(モデルとして)全くの構造を持たないテキストデータに対して、制約を加えたものという立場をとる。まさにボヘミアン。

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