XML Schema問題の要約の要約
大ざっぱで当てにならないW3C XML Schema問題の要約
過剰な複雑さと基本構造のいびつさ
W3Cという組織は、自らがXML Schemaを勧告している関係上、建前としてスキーマをXML Schemaで書かねばなりません。その結果、W3Cで行われている多くの言語作成活動においてXML Schemaによるスキーマ作成が行われ、その結果として上手く書けない事例がいくつも発生しているとされています。
XMLのプロフェッショナルであるはずのW3Cに関与する人間すら、XML Schemaを使えていない現実!
PSVI問題
Post Schema Validation Infoset問題。 同じXML文書でも、XML Schemaを通さなかった場合と、XML Schemaを通した場合でInfosetが変わってきてしまう問題(XML Schemaのデフォルト値の適用)
特定される単一のスキーマ
XML Schemaは、1つの名前空間に対応するスキーマが1つ存在するという前提を取るアーキテクチャであると言われています。
たしかに1つの文書に複数のスキーマを割り当てたいケースもあるかも。 データと妥当性を分離した、妥当かどうかもContextに依存させるような疎結合なアーキテクチャを実現したいケースもありそう。
貴族とボヘミアンの対立問題
XML Schemaは、全てのXML文書に対応するスキーマが存在し、読み込む際には必ず検証を行うアーキテクチャを前提としていると言われます。つまり、検証しない使用法を全て認めないことを理想としていると考えられます。
ここで注意すべき点は、ボヘミアンの立場がスキーマ不要論ではないことです。スキーマには、使うべき時と、使わない方が良い時がある、という立場です。
現場では、柔軟にXMLを使用したいはず。
W3Cの権威
世界におけるISOにせよ、日本国内におけるJISにせよ、その権威は本来W3Cより高いものであるにも関わらず、WWWの世界ではW3Cが最も権威を持つかのような錯覚が一部にあって、それが盲目的なXML Schema支持につながっている面があります。
W3Cが論理的で理性的な判断を下せない理由は何か?