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Archive for November 7th, 2008

CHAPTER 01 データベースとインスタンス - プロとしてのOracleアーキテクチャ入門

私が中心になって執筆した書籍 「プロとしてのOracleアーキテクチャ入門」について、 紙幅や構成上の制約で触れることができなかった点、誤記などについて、 各章ごとに補足説明をしたいと思っています。

今回のentryでは、「SECTION I Oracleアーキテクチャ概要」の「CHAPTER 01 データベースとインスタンス」 について説明します。 この章では、OS上のファイルの集合として構成される「データベース」と、 OS上のプロセスとメモリとして実現される「インスタンス」について取り上げています。

ファイルはlsコマンド(UNIX/Linux)や、エクスプローラ(Windows)にて実際に確認できます から、「データベース」についてはイメージしやすく実感がわきやすいものと思います。

しかし、プロセスとメモリとして実現される「インスタンス」については、 理解がしにくいかもしれません。このため、書籍のP17 では、UNIX/Linux版Oracleを例にとり、 psコマンドやshow sgaコマンド(SQL*Plus)の実行例を記載することで、 理解を助けるように工夫しています。読者がより親しんでいるであろうOSのWindows版 Oracleを例にとり説明できればよかったのですが、以下の理由でUNIX/Linuxプラットフォーム での説明とせざるをえませんでした。

Windows版OracleではOracleのプロセス(バックグラウンドプロセス、サーバープロセス)は Oracle.exe内のスレッドとして実装されているため、容易に確認できないこと Windows版Oracleでは、OracleDatabaseサービスを起動すると、デフォルトでインスタンス も自動的に起動してしまうするため、「インスタンス未起動」→「インスタンス起動」の 流れを説明しにくいため(※: 一旦インスタンスを停止してから、インスタンスを起動する必要がある。) 本書の冒頭部分の、まだ「データベース」や「インスタンス」について理解ができていない 時点で、UNIX/Linux版OracleとWindows版Oracleの実装上の違い(スレッド、プロセス、OracleDatabaseサービス) について触れることは理解の点で混乱を招く可能性が高いこと

ここでは、P17の内容をWindows版Oracleを使って説明してみることにします。UNIX/Linux版OracleとWindows版Oracleのアーキテクチャの違いについて理解の度合いを確認してみてください。

コマンドプロンプトでの実行例を以下に示します。

C:\>net start OracleServiceO111 (1) OracleServiceO111 サービスを開始します……………. OracleServiceO111 [...]

Profile

Jazz/Fusion Musicを愛するIT技術者です。 現在、Oracle Database 関連の仕事をしています。

保有資格

  • Oracle Master 10g Platinum
  • Oracle Master 11g Gold
  • Oracle Master Expert 10g RAC
  • Oracle Master Expert Oracle on Linux
  • LPIC level2
  • 日商簿記3級

連絡先

ご連絡は、wrcsus4 _at_ gmail _dot_ com にお願いいたします。

 

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